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本学院の経営母体である「サレジオ会」は、青少年を対象とするカトリック教育修道会で、ローマに本部を置いています。
創立者のドン・ボスコ(1815−1888)は、北イタリア・ビエモンテ州の小さな村に生まれ、貧しさと戦いながら、司祭への道をひたすら歩み、1841年に神父となりました。
彼は青少年の父として教育者として、司祭として、働き続けました。
都会に職を求めて流れ込む青少年に家を与え、教育と健全な娯楽の場を作り、良き社会人の育成を目指して中学、高校、工業学校などを開設しました。
さらに、この教育活動に従事する男子修道会を設立し、青少年教育に欠かすことのできない慈愛の精神を忘れないために、「慈愛と柔和の聖者」といわれた聖フランシスコ・サレジオ(1567−1622)の名にちなんで「サレジオ会」と命名しました。
会の活動舞台は急速に広がり、全世界に教会や学校を設立して、青少年の教育にあたっています。
全世界では現在92ヶ国において、17000人のサレジオ修道会の会員が、多くの共働者を得てドン・ボスコの教育理念のもとに、青少年の教育に従事しています。
全世界のサレジオ校は約1700に及びます。 なお、本会には「扶助者聖母会」と「宮崎カリタス修道女会」という姉妹校があり、それぞれ、日本をはじめ、世界の各地で学校・福祉施設・幼稚園などを開設し、女子の教育にあたっています。
大正15(1926)年イタリアより宣教師として来日したサレジオ会司祭であるヴィンセンチオ・チマッティ師は、九州地区の宣教を担当した後、昭和8(1933)年東京に進出、杉並に職業学校設立するために土地を購入、昭和9(1934)年帝都育英工芸学校を設立、翌年校舎が落成開校し、初代の理事長となりました。
現在、カトリック調布教会内に記念資料館を開設し、その生涯の資料を収集、展示しています。なおその業績をたたえてカトリックの福者に列せられる運動を行っています。