近年,燃料の枯渇問題や環境問題等の観点から「再生可能エネルギー」の重要性が高まっている。本研究室では「海洋再生可能エネルギー」を中心に自然エネルギーを利用した発電方法について日夜研究を行っている。


2010/6/5 八王子環境フェスティバル
6月5日に八王子で行なわれた環境フェスティバル2010に本年度も参加しました。
今回はマグナス波力発電装置2台と太陽熱発電装置,そして可変翼枚数風車についてポスター及び装置の展示を行ないました。片付けのときに雨が降ってきましたが,それまでは快晴で,多くのお客様と有意義な話をすることが出来ました。また,展示中に行った実験により新たなことがわかるなど非常に有意義な出展でした。
2010/8/16~18 研究室合宿(銚子 外川)
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8月16日~18日に今年も斉藤研究室との合同合宿を行いました。目的はマグナス波力発電装置の動作実験です。この実験のために,製作した供試マグナス波力発電装置に今回新たに自動計測装置を搭載しました。実験当日は見事な快晴で種々な実験を行うことが出来ました。その結果,設置状況に合わせてメインシャフトの長さを調整する必要のあることがわかりました。また,夜はバーベキューや花火を仲間たちと楽しむことが出来ました。
2010/8/24~26 電気学会産業応用部門大会 (芝浦工業大学)
8月24日~26日に行われた平成22年度の産業応用部門大会で専攻科1年生の青木裕太君が論文を発表しました。
タイトル:
マグナス効果を用いた浮体式波力発電装置の研究
著者:青木裕太,山下健一郎
内容:
筆者らは波の上下運動とマグナス効果(流体中に置かれた回転体が揚力を得る)を利用した新型の浮体式波力発電装置を提案し,同装置のタービン出力について種々な検討を行っている。本稿では,タービン出力の上昇を目的として,マグナス効果を向上することのできるガイドベーンを提案し,同装置の効果について検討を行った。その結果,水中におけるガイドベーンの効果を確認することができた。
コメント:
私にとってこの産業応用部門大会が,初めての学会参加でした。今回はポスターセッションでの発表だったのですが,あまりの緊張で80分間のコアタイムが一瞬で過ぎてしまいました。発表を聞いて下さった方々からは,多くのコメントを頂くことができ,今後の研究に役立たせることのできるよい機会となりました。
2010/11/5 ビジネスフェアfrom TAMA
 
11月5日に新宿NSビルで開催されたビジネスフェア from TAMAに出展してきました。200以上の企業や学校が出展するこのビジネスフェアでは毎年数多くの商談や情報交換が行われております。本校は再生可能エネルギーを用いた種々な発電装置に関するポスター発表を行い,多くの情報や研究協力の話を頂くことができました。本校のブースにお立ち寄りいただきました方々に厚く御礼申し上げます。また各ブースでは大変勉強になりました関係者の方々に深謝いたします。
2010/12/4,5  第2回大学コンソーシアム八王子学生発表会
 
12月4日,5日に開催された第2回大学コンソーシアム八王子学生発表会に参加いたしました。
本研究室からは7名の本科生と1名の専攻科生が以下のタイトルで発表いたしました。

・福島佑弥,武藤隼人,秋山李助:「最適なピッチ角を有する可変翼枚数風力発電装置の提案」
・丸茂冬樹,矢内拓:「太陽熱エネルギーを駆動源に用いたEVに関する研究」

・青木裕太,小坂聡彦,髙橋大輔:「マグナス波力発電装置のガイドベーンに関する検討」
発表会では大勢の方に研究の役に立つ多くの質問を頂きました。関係各位に感謝いたします。



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