ようこそ、米盛研究室HPへ

サレジオ工業高等専門学校 機械電子工学科所属 産業応用研究室

私たちの研究室では…

環境に優しいエコ発電として一般住宅でも人気な太陽光発電のソーラーパネル

オール電化住宅において便利で安全なことにより需要が増したIH調理器

について研究しています。

他にも多数のイベント・プロジェクトを開催しています。

Information

2019年03月16日
HP開設しました。
2020年11月08日
HP更新しました。

~ NEW TOPICS~

学生天国

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イベント概要

名称:「第14回★学生天国★」

テーマ:「つなぐ-ひと×まち×学生-」

期日:2019年5月12日(日)

会場:JR八王子駅北口西放射線ユーロード及び三崎町公園・中町公園・横山町公園

内容:学生の地域活動紹介ブース、展示・体験・大学等紹介ブース、ステージパフォーマンス(三崎町・中町・横山町)

来場者数:33,000人

参加団体数:40団体

主催:八王子学生委員会

共催:八王子市・大学コンソーシアム八王子

関連リンク:【報告】「第14回★学生天国★」に参加

2019年05月12日
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~ 受 賞 ~

第1回 電気設備学会 学生発表会

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受賞論文:IHクッキングヒータの電源に混入するノイズによって発生する騒音

受賞者:継田 夏海(5年 機械電子工学科))

受賞日:2019年12月26日


~論文要旨~
 昨今、家庭等にIHクッキングヒータ(以降、IH調理器)が普及している。しかし、IH調理器から可聴域騒音が発生し、人々に不快感を与えているという報告がある。先行研究では、商用電源に重畳した電源ノイズが騒音の原因であることや、鍋底径を大きくすると騒音が大きくなることが報告されている。また、重畳する電源ノイズ周波数によって騒音の大きさが変化することが示唆されたが、原因の解明には至っていない。先の研究では、商用電源100Vに対して0.05%~0.7%程度のノイズが重畳すると環境省が定める環境基準を超えることが明らかにされている。環境省の騒音に係る環境基準「専ら住居の用に供される地域」「主として住居の用に供される地域」における騒音は、昼間で55dB以下、夜間で45dB以下が基準値として設定されている。一方、電源に重畳するノイズの周波数に関する規制は設けられているが、CISPR規格14-1より、9kHz以下は規制の対象になっていない。したがって、IH調理器から騒音を出さないための新たなガイドライン策定が必要であると考える。本研究では、1~9kHzの電源ノイズを重畳し、騒音の判定を行う。そして、電源ノイズと騒音の関係を明らかにする。

 本稿では、IH調理器用の騒音に関するガイドラインの策定に資するため、文献より、重畳する電源ノイズ振幅値を300mVrms、100mVrmsとしたときに発生する可聴域騒音を報告する。


~受賞者のひとこと~
 この度、第1回電気設備学会学生研究発表会にて準優秀賞を受賞させていただき、大変光栄に思います。また、貴重なお時間を割いて遅くまでご指導いただいた米盛先生をはじめ、研究室の先輩方、同級生には非常に感謝しております。受賞を通して、研究のみでなく様々なことに対して熱心に、真剣に取り組むことが重要であるということを実感するとても良い経験となりました。今回の受賞でおごることなく励みとして、今後もIH調理器から発する可聴領域騒音の研究を進めたいと思います。

2020年04月29日

第1回 電気設備学会 学生発表会

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受賞論文:PVモジュールから放射されるノイズの低減を目的としたスペクトラム拡散型MPPTの評価

受賞者:西原 貴之(専攻科 2年)

受賞日:2019年12月26日


~論文要旨~
 昨今、太陽光発電は導入が容易であることから企業や一般家庭まで広く普及している。しかし、メガソーラーなどの大規模な太陽光発電設備より他の機器に悪影響を及ぼすノイズが発生しているという報告が挙がっている。太陽光発電システムによる無線へのノイズは、PVモジュールの発電電力を変換するパワーコンディショナ内のスイッチング動作が原因であることが知られている。また、ノイズの影響により他の機器への電磁障害も懸念されている。そこで筆者らは、パワーコンディショナに搭載されているMPPT(Maximum Power Point Tracking)機能を付加したDC-DCコンバータ(以下:MPPT)のスイッチング動作によってPVモジュールから放射されるノイズに着目している。先行研究では、PVモジュールから放射されるノイズを測定し、MPPTのスイッチング動作が放射ノイズに起因することを明らかにした。また、MPPTのスイッチング動作にスペクトラム拡散を導入し、15WPVモジュールの近傍界に発生するノイズのスペクトル低減効果を確認した。

 本稿では、PVモジュールの出力を大きくした場合のノイズ低減効果の評価を行う。30WPVモジュールのバスバー配線を模した銅線(模擬PVモジュール)を用いてMPPTのスイッチング動作にスペクトラム拡散を導入した際の放射ノイズを測定したので報告する。


~受賞者のひとこと~

 このたび、第1回電気設備学会学生研究発表会にて「優秀賞」を受賞させて頂けたことは光栄なことであると思っております。このような受賞の機会を頂きましたのは、米盛先生をはじめ、指導してくださった先輩方、自分を支えてくれた同級生や後輩の皆様のおかげであると実感しています。今後も、本受賞を励みとして仲間と精進していく所存であります。

2020年04月29日

第1回 電気設備学会 学生発表会

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受賞論文:電磁誘導を応用したノイズ抑制に用いる抑制線の実用的検討
受賞者:八木 貫太(専攻科 1年)
受賞日:2019年12月26日


~論文要旨~ 

 近年、世界中で様々なエネルギーが日々消費されており、その中でも化石燃料の割合は高い。そのため、枯渇の心配が無い再生可能エネルギーが注目を浴び、様々な研究開発が行われている。再生可能エネルギーの中でも、太陽電池の研究は盛んに行われており、シリコン太陽電池(以下PVモジュール)が最も多く普及している。しかし、PVモジュールから放射されるノイズがAMラジオ帯(526.5~1606.5kHz)に干渉する問題が報告されている。また、PVモジュールの面積が拡大することによって、放射するノイズも増大していく傾向がみられる。そこで本研究室では、PVモジュール表面より放射されるノイズの抑制法を検討している。先行研究では、抑制線をPVモジュール裏面に設置して電磁誘導を利用するノイズ抑制法が有効であることが分かった。しかし、高周波環境では表皮効果が発生し、抵抗値が高くなりノイズ抑制を妨げる恐れがある。そこで、本研究では、抑制率向上のため、新たな抑制線としてリッツ線を検討した。

 本稿では、作製した抑制線を用いてノイズの抑制効果を実際のMPPT(Maximum Power Point Tracker)を用いて検討し、抑制効果を確認したので報告する。 


~受賞者のひとこと~

 この度、第1回電気設備学会学生研究発表会にて準優秀賞を受賞させていただき、大変光栄に思います。また、貴重なお時間を割いて遅くまでご指導いただいた米盛先生をはじめ、研究室の先輩方、同級生、後輩たちには非常に感謝しております。受賞を通して、改めて研究への意欲が沸きました。日々の研究で今回の受賞でおごることなく励みとして、今後も電磁誘導を応用したノイズ抑制に用いる抑制線の研究を進めたいと思います。

2020年04月29日

第37回 電気設備学会全国大会 発表奨励賞

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受賞論文:PVモジュール表面より放射するノイズ抑制の検討

受賞者:八木 貫太(専攻科 1年)

受賞日:2019年12月6日


~論文要旨~
 近年、世界中で様々なエネルギーが日々消費されており、その中でも化石燃料の割合は高い。そのため、枯渇の心配が無い再生可能エネルギーが注目を浴び、様々な研究開発が行われている。再生可能エネルギーの中でも、太陽電池の研究は盛んに行われており、シリコン太陽電池(以下PVモジュール)が最も多く普及している。しかし、PVモジュールから放射されるノイズがAMラジオ帯に干渉する問題が報告されている。また、PVモジュールの面積が拡大することによって、放射するノイズも増大していく傾向がみられる。そこで本研究室では、PVモジュール表面より放射されるノイズの抑制法を検討している。先行研究では、抑制線をPVモジュール裏面に設置して電磁誘導を利用するノイズ抑制法が有効であることが分かった。そこで、本研究では、抑制率向上のため、新たな抑制線としてリッツ線を検討した。

 本稿では、新たに作製した抑制線を用いてノイズの抑制を検討し、抑制効果を確認したので報告する。


~受賞者のひとこと~

 この度、第37回電気設備学会全国大会にて優秀発表賞を受賞させていただき、大変光栄に思います。また、貴重なお時間を割いて遅くまでご指導いただいた米盛先生をはじめ、研究室の先輩方、同級生、後輩たちには非常に感謝しております。受賞を通して、改めて研究への意欲が沸きました。日々の研究で今回の受賞でおごることなく励みとして、今後も「PVモジュールより放射するノイズ抑制の研究」を進めたいと思います。

2020年04月29日
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