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サレジオ会|サレジオ高専 公式サイト
Salesians of Don Boscoサレジオ会

「サレジオ会」について

Don Bosco

本学院の経営母体である「サレジオ修道会」は、青少年を対象とするカトリック教育修道会で、ローマに本部を置きます。創立者聖ヨハネ・ボスコ(1815-1888)は、北イタリアのピエモンテ州の小さな村に生まれ、貧しさと戦いながら、司祭への道をひたすら歩み、1841年に神父(カトリック司祭)となりました。

彼は青少年の父として、教育者として、司祭として働き続けました。都会に職を求めて流れ込む青少年たちに家を与え、教育と健全な娯楽の場をつくり、良き社会人の育成をめざして中学、高校、工業学校などを開設しました。さらに、この教育活動に従事する男子修道会を設立し、青少年教育に欠かすことのできない慈愛の精神を忘れないために、「慈愛と柔和の聖者」といわれた聖フランシスコ・サレジオ(1567-1622)の名にちなんで「サレジオ会」と命名し、1859年に誕生したサレジオ会は2009年に創立150年を迎えました。その意向を体して、2011年にはドン・ボスコの聖遺物(骨の一部と自筆のある書籍)が来日し2011.2.16には本校にも訪れ、全学生教職員参加の式典が行われました。

20世紀に入って技術革新と戦争のはざまで会の活動舞台は急速に拡がり、全世界に教会や学校、福祉施設を設立して、青少年のケアにあたっています。全世界では134ヶ国に14,000人余(2021年統計)のサレジオ会員を擁し、多くの協働者を得て、ドン・ボスコ(創立者の愛称)の教育理念「予防教育法」のもとに、青少年の教育に従事しています。なお本会は「サレジアン・シスターズ」と「イエスのカリタス修道女会」「サレジアニ・コオペラトーリ」「サレジオ同窓会連合」など他の修道会や団体と共に「サレジオ家族」を形成し、日本を始め、世界の各地で学校、福祉施設、幼稚園を経営し、青少年の教育・ケア等にあたっています。

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