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Curriculum Policyカリキュラム・ポリシー (教育課程編成・実施の方針)

カリキュラム・ポリシーとは、ディプロマ・ポリシー達成のために、どのような教育課程を編成し、どのような教育内容・方法を実施し、学修成果(身に付けた力や気質)をどのように評価するのかを定める基本的な方針です。

本校では、準学士過程と専攻科課程においてそれぞれカリキュラム・ポリシーを定めています。

サレジオ工業高等専門学校のカリキュラム・ポリシー (教育課程編成・実施の方針)

準学士課程

ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を育成するため、一般科目において人文社会、自然科学に関する基礎学力を養うとともに、各学科では実践的基礎能力を培うための専門科目を用意し、各学年に配置しています。

A.

幅広い教養の基に多面的に物事をとらえ、技術者としての使命を自覚し、行動できるチャレンジ精神溢れる技術者を育成するために、

  1. 低学年次から高学年次にかけて、他の学習者との関わりを持つ科目を設け、これを集団学習やグループ学習により展開する。
  2. 低学年次から高学年次にかけて、多様性や社会性を育成するための一般および専門科目を設け、講義を主とした学修方法により展開する。
  3. 高学年次に、技術の歴史に基づいた技術者倫理を育成する科目を設け、講義を主とした学修方法により展開する。

B.

専門分野について、その基礎理論および原理を理解し、自主的継続的に学ぶことができる技術者を育成するために、

  1. 低・中学年次に数学、物理、化学などの自然科学系科目を設け、講義や演習を主とした学修方法により展開する。
  2. 低・中学年次に専門に関わる基礎科目を設け、講義・演習を主とした学修方法により展開する。
  3. 中・高学年次に各分野の専門科目を設け、講義・演習・実験・実習を主とした学修方法により展開する。

C.

コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力を身につけた社会性豊かな技術者を育成するために、

  1. 低学年次から高学年次にかけて、日本語によるコミュニケーション能力および文書作成能力を育成するために、国語(日本語)系科目を設け、講義を主とした学修方法により展開する。
  2. 低学年次から高学年次にかけて、外国語によるコミュニケーション能力を育成するために語学系科目を設け、演習を主とした学修方法により展開する。
  3. 教育課程の進捗に合わせて、プレゼンテーション能力を育成するために、講義・演習・実験・実習科目を展開する。

D.

他者と協力して問題解決に当たることができる技術者を育成するために、

  1. 教育課程の進捗に合わせて、専門分野の知識や技術を活用する問題解決型科目を設ける。
  2. 教育課程の進捗に合わせて演習・実験・実習科目群を編成する。
  3. 高学年次に卒業研究を設け、新規課題への取り組み、自主的な学習、問題解決能力、プレゼンテーション能力を育成する観点から、総合的な学習を展開する。

成績評価に関する方針

  1. 講義科目においては、科目ごとの到達目標を設定し、試験の結果や演習・レポートなどの平常の取り組みを総合的に勘案し、到達目標に対する到達度を評価する。
  2. 演習・実技・実験・実習および問題解決型科目などの実践的科目においては、課題への取り組み状況、レポート、発表などを総合的に勘案し、到達目標に対する到達度を評価する。
  3. 卒業研究においては、研究成果をまとめた論文や製作、研究発表、取り組み姿勢などを総合的に勘案し、到達目標に対する到達度を評価する。

専攻科課程

ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を育成するため、一般科目において人文社会、自然科学に関する基礎学力を養うとともに、専門力を培うための専門科目を用意し、各学年に配置しています。

A 基礎力

自身の専門について、常に基礎に還り、新知識を創り出す能力を身に付けられるよう

  1. 数学や文献講読に関わる科目を設け、講義や演習を主とした学修方法により展開する。
  2. 専門に関わる基礎科目を設け、講義や演習を主とした学修方法により展開する。
  3. 特別研究を設け、新規課題に取り組むための基礎力を育成する観点から、総合的な学習を展開する。

B 専門力

より高度な専門領域について、講義、演習、実験・実習や研究を通して知識のみならず、学ぶ力を養うことにより、創造的研究開発能力を修得できるよう

  1. 実験・実習科目群を編成する。
  2. 各分野の専門科目を設け、講義や演習を主とした学修方法により展開する。
  3. 専門分野の知識や技術を活用する問題解決型科目を設ける。
  4. 特別研究を設け、新規課題への取り組みや自主的な学習を通じて、学ぶ力、創造力、問題解決能力を育成する観点から、総合的な学習を展開する。

C コミュニケーション力

発表の場(学内発表、学会発表等)において、論文作成、研究発表(情報発信)、質疑応答を行い、真の意味でのコミュニケーション能力が身に付けられるよう

  1. インターンシップを設け、職業観、マナー、情報伝達能力を育成する観点から、実習を主とした学修方法により展開する。
  2. 論文執筆の作法に関わる科目を設け、演習を主とした学修方法により展開する。

D 人間性

学問を通して人間性を養い、良き技術者となるよう、

  1. 技術史に関わる科目を設け、講義を主とした学修方法により展開する。
  2. インターンシップを設け、社会人、技術者としての人間性を育成する観点から、実習を主とした学修⽅法により展開する。

E 国際性

国際的な視野をもって研究を行い(文献調査や国際会議参加など)、自身の研究の位置づけを理解するとともにエンジニアとしての国際性を身に付けられるよう

  1. 外国語や文献講読に関わる科目を設け、講義や演習を主とした学修方法により展開する。
  2. 日本文化に関わる科目を設け、講義を主とした学修方法により展開する。

成績評価に関する方針

  1. 講義科目においては、科目ごとの到達目標を設定し、試験の結果や演習・レポートなどの平常の取り組みを総合的に勘案し、到達目標に対する到達度を評価する。
  2. 演習・実験・実習などの専門性科目においては、課題への取り組み状況、レポート、発表などを総合的に勘案し、到達目標に対する到達度を評価する。
  3. 特別研究においては、複数指導方式(主査・副査制)を設け、研究成果をまとめた論文や制作、研究発表、取り組み姿勢などを総合的に勘案し、到達目標に対する到達度を評価する。

Other Policies

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