ディプロマ・ポリシーとは、どのような学生に卒業および修了を認定するのかを定める基本的な方針です。ここでは卒業・修了の要件や、卒業および修了するにあたって身に付けてほしい能力を示しています。本校の準学士課程ではさらにこれらを以下に示す5つの要素に結びつけています。
① 知識・理解、 ② 思考・判断、 ③ 興味・関心、 ④ 態度、 ⑤ 技能・表現
本校では、準学士課程と専攻科課程においてそれぞれディプロマ・ポリシーを定めています。
サレジオ工業高等専門学校のディプロマ・ポリシー (卒業・修了認定の方針)
準学士課程
準学士課程では、以下のような能力を身に付け、所定の期間在学し、所定の単位を修得した学生に対して卒業を認定します。
※2020年度にディプロマ・ポリシーが改正されました。
専攻科課程
専攻科課程では、教育目的を実現するために以下のような力や気質を身に付け、所定の期間在学し、所定の単位を修得した学生に対して修了を認定します。
- A.基礎力:
- 自身の専門について、常に基礎に還り、新知識を創り出す能力を養う
- B.専門力:
- より高度な専門領域について、講義、演習、実験や研究を通して知識のみならず、学ぶ力を養うことにより、創造的研究開発能力を得る
- C.コミュニケーション力:
- 発表の場(学内発表、学会発表)において、論文作成、研究発表(情報発信)、質疑応答を行い、真の意味でのコミュニケーション力を養う
- D.人間性:
- 学問を通して人間性を養い、良き技術者となる
- E.国際性:
- 国際的な視野を持って研究を行い(文献調査や国際会議参加など)、自身の研究の位置づけを理解するとともにエンジニアとしての国際性を身につける